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バブル期のマツダの拡大路線に巻き込まれ数奇な運命を辿り、世間的にはかなりマイナーであったアンフィニ・ユーノス・オートザムの各ブランドの車達。 マーケティング方法や発売時期などが違ければ、もうちょっと注目を浴びれたかもしれないモデル達を、供養の意味も込めて大特集。 |
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![]() 元々人気者のRX-7はデビュー前から注目の的であったが、その他のモデルは一般消費者には難しかったかも…。 |
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RX-7は文句無しの大人気でマイナーカーでは無いが、アンフィニブランドという事でエントリー。 MPVは、エンジンは1種類・駆動方式はFRのみ・グレードはギリギリまで絞られ、当時はなかなか一般受けはしなかった。 その後エンジンの追加が行われ、1995年には4WDのグランツや新開発2500ディーゼルターボを追加、RV色を強めマツダの看板車種へと成長して行った。 一方、MS-6.MS-8.MS-9のセダン勢は、6と8はあの有名なクロノス兄弟で揃って新車競争で敗北。9は1994年にセンティアと統合しモデル消滅。 |
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![]() ロードスターは発売前から予約が殺到、限定車は即座に売り切れたが、その他のモデルは一般消費者には難しかったかも…。 |
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ロードスターは国内に留まらず世界中で人気を博し、全くマイナーな存在では無いのだが、ユーノスブランドという事でエントリー。 バブル期のマツダには秀才ながらあまり売れなかった名車が多く、コスモなんかはもっと注目されてもよいモデルである。 100.300.500.800のセダン勢は、みんな揃ってマイナーな存在になってしまった。100と300は兄弟車なのでまだしも、 500はニューモデルなのに、クロノス兄弟として影に隠れてしまったのか、それとも販売力の弱さが原因かマイナーな存在に。 その後デビューしたユーノス800に至っては、ユーノス店だけじゃ売れないと予測したのか、ユーノスブランドながらマツダ店との併売に。 |
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![]() キャロルは愛嬌のあるスタイルで女性に受け一躍スターとなったが、AZ-1とクレフは超稀少車に…。 |
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キャロルは愛嬌のあるスタイルで女性に受け一躍スターとなり、後継車まで生まれる看板車種へと成長。 レビューは全長3800mmの4ドアセダンで高いパッケージングを実現。AZ-1は強化プラスチック製のボディにガルウィングのドアと遊び心が一杯、 AZ-3は1500cc搭載のファインスポーツで、クレフは軽&小型車を扱うオートザムに登場したV6.2500搭載のハイクラスセダン。 この様に、オートザムには個性溢れるモデルがラインナップされていたが、キャロル以外はどれも鳴かず飛ばずで一世代のみでモデル消滅。 |
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これらのマイナーモデルの連発によって、この後マツダの業績は一気に傾く訳だが、 このモデル達がいなければ、管理人がマツダファンになっていなかった可能性もある訳で…、 マツダとの出会いのきっかけになってくれた「マイナー」の一言じゃ片付けられない個性的な車達に感謝!! |