今、日本国中で噂のあのショッピングモールに行きたくて、
平日に休みを取得して、いざ滋賀・琵琶湖畔へ!!
ただ琵琶湖畔に行くだけじゃ味気ないので、飛行機の博物館を交えて、
愛知→岐阜→滋賀→京都→大阪→兵庫の電車移動&レンタカードライブ。 
まずは羽田から名古屋に飛んで、中部国際空港。以前だったら、名古屋は新幹線で行ってましたけどね。
最近JALが1日1往復だけ羽田-名古屋の就航を開始したので、これを利用して朝のうちに名古屋入り。

初めての中部国際空港なので、初めての空港アクセス「名鉄ミュースカイ」。右の写真は普通の名鉄。

途中、JRに乗り換えて岐阜入り。駅近くのタイムズカーレンタルでマツダ・ベリーサを借りて、いざ岐阜路。

本日最初の目的地は、岐阜県各務ヶ原市にある「かがみがはら航空宇宙科学博物館」。

ここの特長としては、比較的大型の機材の実機の展示が多い事かな?
屋外にはエアーニッポンのYS-11。屋内にもこれだけ大きな機材が展示されているのは珍しい。

JAS的要素は、このレインボーセブンの模型くらい… ちょっと物足りないかも(´・ω・`)

岐阜各務原ICから東海北陸道に入って、更に一宮JCTから名神高速で琵琶湖方面へ…
写真は、名神高速 菩提寺PAにて。

【本日の相棒】タイムズカーレンタル所属 マツダ・ベリーサ。

メインイベント「琵琶湖クルージングモール
ピエリ守山」でございます。
この看板を見ただけでも、やや空白が多いなぁ…とはお気付きだと思いますが。ちなみに、フードコート750席は只今閉鎖中。

実は、めちゃくちゃガラガラなんです。営業中なのに、自転車置き場には1台も自転車が無い。

建物壁面の看板は空白だらけ…そのくせ、路線バスの定期便はあったりするんですけどね。

世界で一番寂しいクリスマスの飾り付け… 誰も歩いていないアクアMALLと呼ばれる通路。

電気の通っていないケームコーナー。人も商品もない夢の跡。

11月20日現在で3つ残るテナントのうち、最大店舗はペットショップ。

人が居ないのに、ソファだけは無数にある。場所によっては壁で埋められており、その先を見る事は出来ない。

ネットで塞がれた各テナント跡。ショッピングモールのショップリストに残るは3件。

そろそろ貴重になるかもしれないau旧ロゴ。1つ左隣にはソフトバンクのショップ跡。元々は結構便利なモールだったのだろう。

移転のお知らせが物悲しい…。人の数よりも遥かに多いソファ達が、来客の訪れを待っている。

本来は、館内撮影禁止なんです。収益より電気代の方が上回っているであろう自動販売機。

モールの開業からしばらくは、琵琶湖の遊覧船が寄港していたと言うピエリ守山港。現在は閉鎖。

悲しいくらいに美しい琵琶湖の風景。そうです、館内は撮影禁止です。

ネット上などで「明るい廃墟」と呼ばれる事が多いピエリ守山。私の感想は綺麗な廃墟。

全店舗が閉鎖してしまい、立ち入る事さえ出来なかったフードコート。いつかテナントが復活して再開して欲しい…

誰も居なくても動き続けるエスカレーター。1階も2階も誰1人いない巨大ショッピングモール。

本当によく掃除が行き届いている。モールの作りも、全体のデザインも悪くない。悪いのは立地だけ?

物凄く綺麗な廃墟は、このまま本当の廃墟になってはならない。

大抵のテナントが、看板や什器をそのまま放置して退出して行く。元々そういう契約なのか?
カーテンじゅうたん王国も、ダイソーも、ここに大型店舗を構えていたらしい。

ショッピングモールとして生まれてきたピエリ守山は、もっとお客さんで混み合わなければ生まれてきた意味が無い。
かなり難しそうな道のりではあるが、再生計画は2013年9月に始まったばかりである。

主要テナントの中でも比較的長く営業を続けていたと言われる無印良品。大型店舗であったが衰退の波に逆らえず撤退。
外壁の看板は、オープン当初より一番左が無印良品であったと言う。現在はピエリのロゴが並ぶ。

この日の相棒、マツダ・ベリーサとピエリ守山。
ちなみに、右の写真で看板が残ってるABC
MARTやクリーニング屋は、もう閉店しており店舗は無い。

明らかな郊外店舗である為、車で来店する客へのフォローは手厚く、
開業当初より周辺道路からのアクセスを改善する仕組みが確立していたのは、ピエリ守山の特筆すべき点。

タイムズカーレンタル草津駅前店でベリーサを返却。

初めて訪れた草津駅。乗り入れるバスは西武鉄道系の近江鉄道バス。滋賀県でレオが見れるとは。

帰路は伊丹空港から羽田まで飛行機移動。機材はJAL
777-200 JA8979 (元日本エアシステム
レインボーセブン)。
尚、ピエリ守山は運営会社が変わり、2015年のリニューアルオープンを目指しているらしい。
ホームページを見ると、テナント募集も継続して行われている。
リニューアルオープンを前に、一旦全店舗閉めてしまう計画なのか、いつでも入居できる状態なのかは分からないが、
新店舗がオープンしたら是非再び訪れたいと思った、小売業に携わる人間として放っておけないピエリ守山である。
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