2017.02.01wed 「愛知・岐阜 ( マツダT2000と、巨大廃墟ショッピングモール ) 」



運送会社の株式会社エスラインギフが、昔配送に使用していたマツダT2000を長期間保存しており、
この度、同社の創立70周年を記念して整備の上、公開していると聞き、一路岐阜へ。
ちなみに、当日の現地移動は、タイムズカーレンタルで借りたデミオ1500XD (SKYACTIV-D) となっております。

  
最初に訪れたのは、愛知県津島市にある株式会社ユーノス三昌が運営するマツダアンフィニ津島中央店。その名の通り、元ユーノスの販社であり、以前はユーノス店であった。

  
元ユーノスのお店という理由で立ち寄ったが、この店舗が新世代店舗に改装されたのは知らなかったので、当日訪れた瞬間のサプライズとなった。
マツダ直系の販社ではなく、ユーノス系で新世代店舗に生まれ変わったのは、ここが全国初ではないだろうか。ユーノス店特有のアーチ型の窓も健在。

  
続いて訪れたのは、株式会社エスラインギフの本社。
同社の創立70周年を記念して、昔実際に配送に使用していたマツダT2000を公道が走行可能な状態に整備し、車検を通した上、期間限定で展示されている。

   
この車両は2000年頃まで配送に使用していたらしいが、そんなに最近?まで現役で配送していた事に驚き。年式は1969年式と、3輪トラックとしては驚愕の高年式車。
ちなみに、マツダ(当時の東洋工業)は、国内メーカーで最後まで3輪トラックを生産しており、1974年まで続いたと言う。

  
T2000自体は、マツダミュージアムや全国の自動車博物館で見ることが出来るが、幌の付いた姿は初めてだったので非常にカッコ良かった。

   
2000年頃の車両更新時に、同社の3輪トラック最後の1台であったことから廃車にされず、毎年社内で走らせて維持してきたとのこと。
その思いに頭が下がると同時に、この車両が深く愛されてきたことが伺えます。

  
株式会社エスラインギフの以前の社名は、岐阜トラック運輸株式会社であったそうで、この車体は当時の社名表記となっている。

  
平成28年12月6日に車検が通って、12月中旬〜下旬くらいには展示を始めていたようなので、車検が通ってすぐに展示が行われたみたいですね。

 
当日はタイムズカーレンタルのデミオ1500XDで移動していたので、T2000とクリーンディーゼルデミオという、時代を超えたZOOM-ZOOMな並びが実現しました。

 
岐阜県に西友があったので、つい寄ってしまった光景。

  
さて、今回の岐阜行は先程ご紹介したT2000が最大の目的であり、その為に岐阜まで行ったのですが、
ついでに寄った岐阜県本巣市のこちらの施設が、あまりにも魅力的であった為、沢山の写真を使ってご紹介します。

  
その名は「LCワールド本巣」。以前は所有者が異なることと、合併前の自治体が本巣郡真正町だったこともあり、昔の名称は「真正リオワールド」。
外見だけ見ると、ひょっとしたら営業してるんじゃないかと思うような看板類が散見されますが、これら全て閉鎖された店舗の看板であります。

  
こちらの入口前には昔、ミスタードーナツがあったようで、平成8年にオープンし、平成26年3月18日に閉鎖されたようです。
それを踏まえると、結構長い期間に渡り栄えたショッピングモールだったようですね。

  
営業時間のご案内が当時のまま掲出されているエントランス。その一方で、閉鎖したお知らせも掲出中。

   
昔は家族連れで賑わったのかもしれないボウリング場の痕跡として、巨大なピンが今も残る。

  
閉鎖された建物周辺には当然来店客も無く、ひっそりとしているのだが、この一角だけ沢山ののぼりが立っていて賑やか。その真相は後ほど。

  
こちらは1台も稼働していないキャッシュコーナー。全盛期には、ここでお金を下ろして沢山の買い物…なんていう光景も見られたのかもしれない。
「LCワールド本巣」の文字の奥に、以前の名称である「真正リオワールド」の文字も見える。

  
LCワールド本巣の本館には屋上駐車場があったらしく、長いスロープが伸びているのだが、当然こちらも閉鎖中・・・ しかし、その先には車が沢山。

   
「LCウェルネスモール」。スポーツクラブや美容院が入居する別棟になるのだが、何故かこちらは絶賛営業中。
先程までの廃墟が嘘のように来店客の車が行き来している。本館とは連絡通路で繋がっているのだが、この通路は既に塞がれている。

  
本館からウェルネスモールは目と鼻の先。こんなに近いのに、生と死の2つの異なる空間が広がっている。

 
この空き地は、以前は100円ショップや飲食店・パチンコ店などが入居する「西館」と呼ばれる建物があったそうだが、全て閉鎖され建物は解体済である。
当時を物語る物として、歩道上に駐輪場が不自然に残っている。

  
本巣の恐ろしいところは、これだけでは終わらない所だ。いや、むしろここからが本番だ。
LCワールド本巣の前身である「真正リオワールド」を開発した業者が、そこから車で1分ほどの近隣地に、もう1つショッピングモールを建て、現在は廃墟になっている。


その名は「リバーサイドモール」。以前は、左手のヤマダ電機の部分も同様のモールとなっていたようだが、
道路に面した比較的好立地であるこの部分は取り壊され、ヤマダ電機が新規出店を果たしたようである。
ちなみに、ヤマダ電機の奥は現在は空き地が広がるが、全盛期には観覧車が設置されていたらしい。まったく凄まじいショッピングモールだ。

  
ヤマダ電機の向かいから、道路を1本挟んで廃墟モールが広がる。
ちなみに、ここには鉄腕という名のゲームセンターの看板が残っているのだが、この鉄腕は千葉県発祥と思われ、管理人も千葉県内の店舗に一度訪れたことがある。

 
この区画には、元ゲームセンターが1棟と、元ファッションモールが1棟の計2棟あるが、リバーサイドモールの恐ろしい所は、
現在ヤマダ電機になっている部分を合わせると、合計で4区画に広がっているところ。

  
3つ目の区画にあるリバーサイドモールの本館。ここには地域最大16ホールのシネマコンプレックスがあり、紫色の建物中央部が映画館のスペースと思われる。
閉鎖後の今となっては天然温泉と映画館の看板のみが残っているので、全盛期の雰囲気を知ることは出来ないが、この巨大なスケールに圧倒されてしまう。

    
大きな通りに面した部分 (ヤマダ電機の辺り) を手前側と捉えると、こちらはリバーサイドモールの一番奥、「北入口」と書かれた側にやって来た。
モールの最北部に当たるが、更にここから道路を1本挟んだ反対側には、「リバーサイドモール 北駐車場」と書かれた広大な敷地が広がっており、巨大過ぎてもう訳が分からない。
これだけ広大な敷地を見せつけられると、真正リオワールドとリバーサイドモールを合わせて駐車台数6400台という数字にも納得だが、実際に数えようという気には到底ならない。

  
 リバーサイドモールを北西側から写した全景。左の大きな建物が、ショッピングモール・映画館・天然温泉が入居していた本館。
右手の建物が総合アミューズメント「鉄腕24」、その間を2棟のファッションモールで繋いでいる構造であった。また、鉄腕のその先が現在ヤマダ電機がある区画である。

 
外周の道路を回って、今度は「西入口」と書かれた側にやって来た。駐車場に面して店舗が入居していたようなスペースがあり、当時は賑わっていたのだろう…

  
ぐるりと1周回ってきたような感じになって、南側に回る。
こちらには建物壁面に巨大な「RIVERSIDE MALL」のロゴマークが残っており、こちらが本館メインのエントランスであったようである。廃墟ながらもカッコ良さを感じてしまう。

  
また、この建物から先程ご紹介したゲームセンターやモールに向かって、公道上に連絡通路が設けられており、
複数の建物が一体になった巨大なショッピングモールであったことを伺い知ることが出来る。

  
当時はモール形式でお洒落な感じだったんでしょうけど、荒廃した今となっては再起は難しそうですね。
ちなみに、リバーサイドモールの本館に当たる建物も屋上が駐車場になっていたようで、屋上に向けてスロープが伸びております。

   
遠方に見えるヤマダ電機だけは現役の店舗。そこからファッションモールを2棟挟んで本館に至る配置であったようですが、
これだけのスケールの施設が閉鎖されたまま荒廃が進んで行く一方なのは残念で仕方ありません。

  
最後は、せっかく中部地方に来たので、沢山あるサークルKを2店舗ほど撮影しておきました。
そう遠くないうちに、不採算店は閉鎖されるか、継続店舗はファミリーマートになってしまいますね。

                                                  


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