2009年10月24日(土)から11月4日(水)までの12日間、千葉県千葉市にある日本コンベンションセンター(幕張メッセ)において、
第41回東京モーターショーが開催されました。
海外メーカーの相次ぐ撤退で海外メーカーは3社のみになり、主要メーカーに限って言えば参加ゼロ。
国内メーカーにおいても商用車メーカーは全て出展を取りやめ、展示ホールや会期の縮小(16日→12日)などが行われましたが、
Mazda History & Collectionとしては、いつも以上のスケールで総勢60枚の画像と共にマツダブースレポートをお届けいたします。
もちろん、今回も第41回東京モーターショーに出品されたマツダ車を参考出品車・市販車問わず全車掲載。
■マツダブース
今回のマツダブースは中央ホールの駐車場寄りでした。
ここのところ、常にフォードグループで一体となってブースを形成していたイメージがあったのですが、
今回の海外メーカーの相次ぐ撤退を受けてフォードも出展を撤退していますので、マツダ単独でのブースとなりました。
フォードの持株比率が下がってからの、マツダとフォードの協調ぶりも気になりましたが、
今後はマツダ単独での動きが増えるのかもしれません。
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■1.
マツダブースのステージ冒頭 ■2. ロードスターの映像と共に回転する「清」 ■3. マツダは、走りを愛する環境テクノロジー。 (別ウインドウに表示します) 上記ページを開くと動画が自動再生します。 ボリュームの大きさにご注意ください。 ※All Mazda YouTube Channel → こちら |
■清「KIYORA」(参考出品車)
今回唯一の日本プレミアである「清(KIYORA)」。
前回(2007年)の東京モーターショーで片っ端からNagareシリーズを並べてブースをコンセプトカーで埋めていたのとは対照的に
今回のコンセプトカーは、この「清」1台のみ。
リッター32kmの低燃費を実現した1台とあって、コンセプトカーの位置付けもデザイン重視から実用性へとシフトしたのかもしれません。
この「清」に搭載されている次世代直噴ガソリンエンジン「マツダ
SKY-G」については後ほど…
■PREMACY HYDROGEN RE HYBRID(参考出品車)
水素燃料がなくなっても、ガソリン走行へ切り替えが可能なデュアルフューエルシステムを搭載、
水素ロータリーエンジン+ハイブリッドシステムのプレマシー
ハイドロジェンREハイブリッド。
前回、前々回の東京モーターショーにも参考出品されてますが、年月を経て外観もマイナーチェンジ。
■マツダ SKY コンセプト
燃費15%改善、次世代直噴ガソリンエンジン「マツダSKY-G」
燃費20%改善、次世代クリーンディーゼルエンジン「マツダSKY-D」
■マツダブース・市販車
ここからはマツダブースに展示された市販車を一挙公開。まずは、セレスチアルブルーマイカが眩しいアクセラスポーツ。
右の写真は、ブース内に設置されたCMでもお馴染みの市街地では47%も停まった状態のフレーズ。
続いて、ベロシティレッドマイカのマツダスピードアクセラと、インディゴライトマイカのアクセラスポーツ。
クリスタルホワイトパールマイカのアクセラセダン。
マツダブースに展示されたアクセラ4台で、アクセラに設定された全7色のうち4色制覇です。
販売台数は基本的に月間1000台に満たないほど苦戦してますが、出品させたら存在感はNo.1のビアンテです。
ブース内には、0.35秒でエンジンを自動的に瞬間再始動!のフレーズが大きく描かれてました。
続いて、最高の時間を運ぶものMPVとCX-7。
CX-7は相変わらずカッコ良いですな。さすがマツダが作ったSUVって感じです。
プレマシーは月間販売台数で奇跡のトップ30入りするなど頑張ってます。
アテンザは、セダンとスポーツの出品が無く、このスポーツワゴンのみ。
前回はアテンザがメインという印象でしたが、今回の東京モーターショーはアクセラがメインって事でしょうか。
RX-8とロードスター、2台共マツダブースの中で最も通路の近い位置に置かれてました。
その思惑は当たるようで、マツダブースの中でも一番人が途切れない2台だったと思います。
国内では常にマツダの最量販車種であるデミオ。
不況な世の中に対して、上質なコンパクトカーは時代への逆行かもしれませんが、「ベリーサ」は完成度が高い。
続いて、デミオSPORT。
ブース内には「現行デミオは前モデル比『100kgの軽量化』を実現」のフレーズが描かれてました。
なんと、発売前の次世代キャロルがマツダブースに登場!スズキ製マツダ車ですが、早速参考出品されました。
右は、マツダ軽の最量販車種「AZ-ワゴン」です。
■日本カーオブザイヤー30周年記念展
今回の東京モーターショーでは、同じホール内で「日本カーオブザイヤー30周年記念展」を開催。
通常、この手の企画物は幕張メッセの別のホールで行われるのが慣例だが、今回は海外メーカーの撤退で
スペースが大きく空いたので、同じホール内で収まってしまった模様。
マツダ車で日本カーオブザイヤーと言えば、第1回日本カーオブザイヤーを受賞した5代目ファミリア。
当時190万台を売り上げたと言われる歴代ファミリアの中で最も売れたモデル。
そして、2年後の第3回日本カーオブザイヤーもマツダ車が受賞。
普段はなかなかお目にかかれない4代目カペラが東京モーターショーに登場。テルスターの名も懐かしいですね。
かなり飛んで第26回日本カーオブザイヤーを受賞したのが、3代目ロードスター。
ユーノスが1989年に受賞しなかったのが不思議なくらいですが、歴代ロードスターで初めての受賞が3代目モデルでした。
今年の日本カーオブザイヤーの10ベストカーと言う事で、アクセラスポーツも置いてありました。
■ RX500
1970年の東京モーターショーに出品されたRX500が、39年の時を経て東京モーターショーに帰ってまいりました。
この美しいスタイル。マツダ車である事を主張するボンネットのマツダロゴ。オートサロンに続いて今年二度目の幕張です。
■タカラトミー
東京モーターショーでは毎回お馴染みの記念トミカ販売ブースです。
トミカとチョロQによるマツダミニモーターショーが開催されていたので、写真撮ってきました。
左がチョロQ、右がトミカです。トミカには伝説のライトバスもラインナップ。
第41回東京モーターショー、マツダブースレポートはいかがでしたでしょうか?
今回は市販車中心の出展となりましたが、次回は次世代ロータリースポーツなんてのも見てみたいものです。
では、またどこかで・・・ ZOOM-ZOOM♪