広島県山県郡安芸太田町にある「木炭自動車とレトロ車の館」。
開館日は毎年6月と11月に各4日間、年間2シーズン8日間しか無いという、国内屈指のレア博物館。
管理人としても、以前から存在は知っていながら、タイミングが合わずに訪れる事が出来なかったのですが、
今回、2016年6月の最終開館日である6月12日(日)に訪れる事が出来た為、そのレポートをお届けします。
「木炭自動車とレトロ車の館」の目玉である、1957年デビューのT2000木炭車。
ガソリン仕様のT2000ダンプをベースに、木炭車に改造してある究極の珍車。
「昭和12年〜25年頃まで大活躍の木炭車」を、昭和32年デビューのT2000を改造して仕立ててある。
その改造方法が物凄い。荷台の一部をカットして、運転席背面の部分に発生炉・濾過器・清浄器などを積載しています。
今回初めて知ったのは、木炭車って木炭を燃やした際に発生したガスで「ガソリンエンジン」を動かすんですね。
ブランドは「マツダ」で、社名は「東洋工業株式会社」。「広島市外府中町」っていう表記が良いですね。
「木炭自動車とレトロ車の館」には、大変希少な1968年デビュー、ポータートラックも展示されています。
ポーターにはバンとトラックがありますが、トラックが展示されているのは全国でもここを含めて2箇所でしか見た事が無く、
西日本では唯一のポータートラック展示施設と思われます。
【博物館情報】 (2016年6月現在)
「木炭自動車とレトロ車の館」
広島県山県郡安芸太田町大字加計3426-1
入場料:無料
開館日:原則、毎年6月と11月に開館日あり。
詳細は、博物館に直接お問い合わせください。
開館時間:午前9時〜午後4時