管理人のプロフィールの1つとして、All Mazdaには貴重なマツダ以外のコーナー、オーディオのページを作りました。
良いオーディオで良い音楽を聞くのは本当に素晴らしいものです。
コメントがどこかの洋画劇場のようですが、管理人が大事にしている名機を紹介いたします。
                

 ◆全部アイワ
  まずは、中学3年生の頃からですから、10年以上の付き合いになるアイワのXG-V70G。


【アイワ XG-V70G】 CD×3・TAPE×2・TUNER(AM STEREO/FM STEREO)

 

1990年代中頃はミニコンポがブーム?かどうかは分かりませんが、家庭用の据え置き型オーディオが主流でしたので、
各社こぞって新機種を投入していました。
今のような省エネ設計が特に喜ばれるご時勢でも無かったので、大出力のコンポも多数発売され、
このモデルのその中の1つで200Wの出力があります。

当時は、○○サラウンド搭載や、重低音を強調する○○BASSなど、
訳の分からない名前のシステムが多数搭載されるのがトレンドで、
管理人も各メーカーのカタログを見て、訳の分からない名前の機能に踊らされたものです。

そんな中、群を抜いて欲しくなってしまったのが、アイワのXG-V70Gでした。
重低音にはT-BASS、中高音にはBBE、DSPサラウンド搭載で、懐かしのCDグラフィックス対応。
まさに様々な横文字がカッコ良く思わせるアイテムでした。
更には、本体にもスピーカーにもイルミネーションが多く、スピーカーは"光るフロントサラウンドスピーカー"。
恐らく、購入の最大のきっかけはこの"光るフロントサラウンドスピーカー"だった気がします(笑)

この頃既にバブルは崩壊していましたが、家庭用オーディオ市場はこの時期が一番バブリーで、
アイワが毎年のようにミニコンポのシェアNo.1を獲得し、業績が最も好調な時期でした。
しかし携帯オーディオなどのデジタル化が進むと、やがて家庭用オーディオは下火になり、
オーディオメーカーが作る、よく作り込まれたオーディオはあまり見向きもされなくなり、
アイワというメーカーも、親会社のソニーに吸収されて無くなってしまいました。
(現在もソニーがアイワブランドを継続していますが、大幅に縮小しロゴも異なります)


【アイワ XR-FD55】 CD・MD・TAPE・TUNER(AM/FM STEREO)

いつしか1アイワユーザーから、アイワの音ファンになっていた管理人は、
アイワが無くなってしまうという危機感と、当時はMDが主流になりつつある時代だったので、
MDが欲しいというのがきっかけで、2台目のコンポ「XR-FD55」の購入に繋がります。
このコンポ、実はアイワ株式会社がリリースする最後のコンポというのも購入のきっかけでした。

そんなこんなで、CDやラジオを聞くときはXG-V70Gで、MDを作るときはXR-FD55でという生活が始まりました。
また、サブウーハーやスピーカーなど周辺機器も増え、豊かな音楽生活を演出してくれています。


ミニコンポ アイワXG-V70G ・ サブウーハー アイワTS-W52 ・ デジタルサラウンドスピーカー アイワSC-DS1

きっと、ソニーに侵食される前のアイワの社長が見たら泣いて喜ぶラインナップなんですよ、これが。
XG-V70Gの裏面に書かれた製造メーカーなんて、アイワ岩手株式会社ですから…しかも全て現役。
     
     

            


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