2003年7月19日(土)から8月31日(日)の約1月半の間、お台場のフジテレビ周辺を舞台に開催された「お台場冒険王」。
その中でマツダは「ZOOM-ZOOM Land」と題し、最新モデルの試乗会や様々なマツダ車の展示・PRを行いました。
そこで、このページでは「ZOOM-ZOOM Land」の会場の模様と展示された全車の画像をお届けします。


ZOOM-ZOOM Landは、ご覧のテントの中で行われた歴代ロータリー車や最新のマツダ車の展示と、
会場の外周を使って行われた試乗とで構成され、受付で希望を出す事によりRX-8・アテンザ・デミオに試乗する事が出来た。

◆最新モデル (RX-8・アテンザ・デミオ)

 
会場に着いて、まず目に入るのが入口横に置かれた真っ赤なRX-8(写真左)。この1台だけテントの外に展示されており、
雨の日にはちょっと可愛そうな場所だが、やはり来場者を迎えるのに最適なのはRX-8だろう。
そして、テントの中にも8が1台置かれており(写真右)、こちらはボンネットを開いたり車内に乗り込んだりするのも可能。

 
会場には、7月に登場したばかりのアテンザの新最上級グレード「23Z」も顔を見せ、
新色のベロシティレッドマイカのスポーツ23Zと、スポーツワゴンに新たに設定されたカナリーイエローマイカの23Zが展示された。

 
こちらは、キャンバストップを装着したデミオコージーとスパイシーオレンジマイカのデミオスポルト。
アテンザの赤と黄に、デミオの青とオレンジで、会場はとても鮮やか。

◆MX スポルティフ (アクセラ・コンセプトモデル)

 

 
そしてこちらは、2003年秋デビュー予定のファミリア後継車「アクセラ」のコンセプトモデル「MXスポルティフ」。
海外では「
Mazda3」を名乗り、マツダの新たな最量販車種として成長して行く(はずである)

とりあえず、マツダの
3と言えば、ファミリアの時代に323で充分世界中に名前が知れ渡っている上、
販路もあるし固定客もいるだろうから、完全なニューモデルと違って、
初めから月に何万台と売れる事が、ある意味約束されている幸運なモデルではあるが、
場合によっては、大コケして後で偉い事になる可能性も考えられるので、アクセラの責任は重い。

だが、この
MXスポルティフに対する管理人の評価は辛口である。
MXスポルティフを実際に見た時の第一印象は「写真で見たそのままだ…」という事。
これは、
RX-8の時のように「おぉ〜っ」とロータリーの復活に感動を覚えた訳でもなければ、
アテンザのように「カッコ良い〜」と涙腺を必死に押さえ涙が出るのをグッとこらえた訳でも無い。
会場に行く前、パソコンの画面で見たのと同じ
(特に感動していない) という意味である。

会場では、一応ステージ風の場所に上げられスポットライトを浴びていたが、
どういう訳か、人々の視線は地べたに置かれたRX-8へと注がれ、もっと言えばデミオよりも相手にされていなかった。
ボディカラーがもっと鮮やかなら人目を引いたかな〜とも思うが、何とも寂しい現実である。

初めて見るコンセプトカーの印象ってこんなもんだっけ?と、これまでの思い出を蘇らせたが、
普通、初めて見るコンセプトカーというものは、かなり感動するものである。
例えば、
RX-01だったり、ロードスターだったり…。

こちらが「
100」の期待を寄せて行っても、素直に100以上の感動が押し寄せたものだが、
MXスポルティフは、自分の中では次期愛車候補の選定に入らないほどイマイチだった…。
それだけ現実味が強い、要するに量産型に近いのかもしれないが、
やはり、一目見ただけで乗ってみたくなる車、所有してみたくなる車を、そして、
さあ、新たなときめきのドライビング体験を。 
ZOOM-ZOOM

◆歴代ロータリー車 (コスモスポーツ・サバンナ・SA・FC・FD・X-MENCar)

  

  
会場では、RX-8のデビューに引っ掛けてか、歴代のロータリー車の展示も行われた。
展示された車両は、コスモスポーツ〜サバンナ〜RX-7・RX-8とマツダロータリーの王道を並べて展示。
ファミリアの名が無くなりアクセラへとバトンタッチする割に、歴代のファミリアが置かれるでもなければ、
ファミリアロータリークーペがいる訳でもない。これじゃあ、みんなの目がRX-8に向いても仕方ないかな…。


…実はこの日、管理人はMXスポルティフを見る事を目的として会場を訪れたのだが、
ベロシティレッドマイカのアテンザスポーツ23Zと、カナリーイエローマイカのアテンザスポーツワゴン23Zを
両方見れた事の方が内心ワクワクした…。

                  

アクセラ ライドパークin幕張
アクセラ ライドパークin幕張


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