2016年9月25日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催された「Be a driver. Experience at FUJI
SPEEDWAY」。
マツダのイベントとしては、過去最大規模になったと思われる今回のイベント。
サーキットコースではマツダ車オーナーによるサーキットパレードの他、787Bを初めとするレーシングカーのデモラン等を開催。
中央のピットビルの1階・2階・屋上では各種展示が行われ、1日居ても飽きないマツダアミューズメントパークでした。
当サイトにおける過去最高の画像掲載枚数200枚で、当日の模様をお伝えします。
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787B ■
まず初めは、ついに夢の共演を果たした787Bの55号車と18号車。
55号車は、1991年の第59回ルマン24時間耐久レースの総合優勝車として、過去にも筑波サーキットや三次自動車試験場などでその勇姿を披露していますが、
今回はルマン開催後 初披露となる18号車との並びも見られました。
一般的なマツダファン・ロータリーファンは55号車に群がり、コアなマツダファンは18号車に群がるという、マツダファンの深度が試される機会となりました。
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LM55 VISION GRAN TURISMO ■
PS用ゲーム「グランツーリスモ」から飛び出したコンセプトカー、LM55
VISION GRAN TURISMO。
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Mazda Prototype ■
今シーズンのIMSA
ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップに、新開発の「MZ-2.0T」エンジンを搭載し北米マツダから参戦中の「Mazda
Prototype」。
このイベントが開催される1週間前の9月17日には、シーズンベスト記録になる4位入賞を果たした。
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マツダ車ラインナップ展示 ■
「SKYACTIV技術」と「鼓動デザイン」を採用した新世代商品群6車種の展示がピットビル前で行われた。
アクセラ・デミオ・CX-3・ロードスター・アテンザ・CX-5が一同に介し、夢にまで見た6車種並び写真の撮影に成功しました。
アクセラスポーツ。
デミオ。
CX-3。
ロードスター。
アテンザセダン。
CX-5。
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MIZUNO
SPORTS 88S ■
1988年と1989年の富士グランチャンピオンレースに出場したMIZUNO
SPORTS 88S。エンジンは、3ローター20Bが搭載されている。
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レジェンドマシン ■
ピットビル1階のレジェンドマシン展示には、1960年代〜70年代の名車が8台。
初代ファミリア / コスモスポーツ / 2代目ファミリアロータリークーペ
サバンナ
初代カペラ(ロータリーツーリングカーレース仕様レプリカ)
/ 初代サバンナRX-7。
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MX-5 CUP ■
2017年からの国内開催が発表された「GLOBAL
MX-5 CUP」向け、グローバルMX-5カップ仕様車の展示です。
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スーパー耐久レースマシン ■
スーパー耐久で活躍する5台と、ニュルブルクリンク24時間レース仕様のNCロードスターの計6台。
DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ / odula MAZDA
デミオ15MB
村上モータースMAZDAロードスターND
TC CORSE iRacing ROADSTER / マツダMX-5(ニュルブルクリンク24時間レース仕様レプリカ)
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マツダの歴史 ■
ピットビル2階の「マツダの歴史」コーナーでは、マツダの過去を塗り替える歴史的な展示が行われました。
2020年のマツダ創立100周年に向けて行われているレストア事業の第1弾「コスモスポーツ」。
壁面では、マツダの歴史のパネル展示が行われました。
「ロータリーゼーションの幕開け」って凄い良い響き、良い言葉なんですが、その直後に「オイルショックによる経営的苦境」っていう、マツダ最大の危機を迎えます。
中でも、管理人が一番注目したのが「5チャネル販売体制」のパネル。
マツダの5チャネルと言えば、マツダ店・アンフィニ店・ユーノス店・オートザム店・オートラマ店の5ブランド・5系列を確立した、
1980年代終盤に始まり1990年代前半に完成するマツダの販売体制ですが、1996年3月を以って崩壊しております。
そんな一世一代の大勝負に、たった数年で敗北したこの5チャネル販売体制を、人は「マツダの黒歴史」と呼び、
これまでマツダオフィシャル的には語られる事もありませんでしたが、2020年にマツダが創立100周年を迎えるにあたり、20年の時を経て発掘されました。
ちなみに、右の写真の「マツダ乗用車の歴史」は、販売した乗用車を年代別に並べた物です。
よく分かんないと言う方には、当サイトの「ラインナップ」のコーナーに「マツダ家系図」(※別ウインドウに表示します)というページがありますので、そちらもご参照ください。
ランティスは…省かれてませんでした。
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This is Mazda Design ■
例の如く、最近よく見掛けるオブジェの展示と、クレイモデルの展示・作業体験などが行われました。
ソファは見た事あるけど、椅子は初めてかも…と思って撮影。
続いては、クレイモデル展示。これは持ち運べる大きさのRX-VISION。
そしてこちらは原寸大のRX-VISION。クレイモデルの時点で既にめっちゃカッコ良い。
まもなく予約販売が開始されると言われる「MX-5
RF」のクレイモデル。このタイミングで実車じゃないんかい…と思った、まだ実車を見れていない人は多いはず。
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記念撮影コーナー ■
ピットビル3階の記念撮影コーナーでは、昨年の東京モーターショーにもあった、これが再登場。
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モノづくり展示 / 工場模型展示 ■
イベント前から噂になっていたレゴで作ったマツダF工場などを展示。
マツダの社員数名で作り上げたという、レゴで出来たマツダF工場。
本当に趣味で作り上げたと言うか、作りたくて作ったんだなぁ…と思わせてくれるのは、この企画にレゴのタイアップが付いていないこと。
F工場が操業していた当時の模様が、パネル展示されていました。
左から、SKYACTIV-D 1.5
/ SKYACTIV-G 2.5 / SKYACTIV-G 2.0。
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カスタマイズカー展示 / ショップ ■
ピットビル3階のこちらのコーナーでは、東京オートサロンでも無いとなかなか一堂に介さないマツダのカスタマイズカーが集結しました。
管理人的には、このコーナーを見て、マツダがこのイベントに掛けるパワーが半端ない…と思いました。
NDロードスターのボディコート施工展示車と、ロードスター
パーティレース仕様車。
こちらはマツダによるオプションパーツ装着例の展示と思われます。
KEN STYLE CX-5 / ESQUELETO
STYLE NDロードスター / ESQUELETO CLIMA ロードスター
村上モータース NDロードスター
/ odula NDロードスター / odula
デミオ
DAMD CX-3 / DAMD NDロードスター
/ NOPRO NCロードスター
オートエクゼのNDロードスターとRX-8。
私も千葉からやって来ましたが、RE雨宮も千葉からやって来てくれました。
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ラジコンカーサーキット ■
タミヤによるラジコン体験。
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マツダ車サーキットパレード ■
この日は午前10時から午後0時半まで、レーシングコース上では一般参加によるマツダ車サーキットパレードが行われました。
管理人はピットビル内の展示車に夢中になっていた為、サーキットパレードは見ておりませんが、参加車の写真を少しだけ撮っていたので貼り付けます。
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デモラン ■
787B・レジェンドマシン・S耐マシンによるデモランが行われました。
車種に関係なく、撮影した順で貼り付けたいと思います。
動画の撮影も行いましたので、興味のある方はぜひ!
動画配信中!! |
マツダレーシングカー
オールスターズ (別ウインドウに表示します) マツダ787B (別ウインドウに表示します) ※All Mazda YouTube Channel → こちら |
787B /
初代ファミリア / MIZUNO SPORTS 88S
ファミリアロータリークーペ
/ コスモスポーツ / サバンナ
サバンナ・サバンナRX-7
/ 初代カペラ / 4代目デミオ
サバンナ / サバンナ
/ 一旦集合
アクセラスポーツを先導車に、787B・ファミリアロータリークーペ
/ サバンナRX-7・4代目デミオ・3代目デミオ / 787B
初代ファミリア /
787B / 787B
3代目デミオ・4代目デミオ・4代目デミオ
/ 787B・サバンナ / MIZUNO SPORTS 88S
787B / サバンナ /
初代カペラ
まだサバンナとカペラが走っているのに、787Bのデモランが終わった途端、家路を急ぐ非マツダファン。
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特別枠 ■
ピットビル内の展示ボリュームが物凄くて、屋外はゆっくり回る時間がありませんでしたが、駐車場で見つけた気になるマツダ商用車を貼っておきます。
マツダ製
最終型タイタン ワイドボディの関東マツダ
キャリアカー。
更に、エムゼットレーシングのボンゴバンと、俯瞰でボンゴバン。
過去最大規模のマツダイベントになったと思われる「Be
a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」。
富士スピードウェイという都心から離れ、交通の便が悪く、シャトルバス等の運行が無い中で、
6000名という入場者数はなかなかの結果を残したと思われます。第2回の開催に期待ですね。