1970年 シェヴロンB16・マツダ [10A]  SPORT No.48 予選40位 決勝リタイア
  ベルギーのチームがシェヴロンに10Aロータリーを載せて参戦。
この年、マツダのエンジンが、そしてロータリーエンジンがルマン初参戦。
     
1973年 シグマMC73・マツダ [12A]  SPORT No.26 予選14位 決勝リタイア
  シグマMC73・マツダ
日本のプライベートチーム「シグマ・オートモーティヴ」がエントリーしたマシンに、
マツダオート東京チューンの12Aロータリーエンジンが搭載された。
当初はトヨタのエンジンが候補にあがっており、リアウイングにはトヨタの宣伝が入っていた。
トヨタの広告を付けたマツダ製REを載せた車がルマンを走ったかと思うと面白い光景である。
     
1974年 シグマMC74・マツダ [12A(260ps)・628kg]  高橋晴邦/岡本安弘/寺田陽次朗  SPORT No.25 予選27位 決勝21位
  シグマMC74・マツダ
前年同様、「シグマ・オートモーティヴ」がエントリーしたマシンに、
マツダオート東京チューンの12Aロータリーエンジンを搭載したもの。
この年から、マツダオート東京(後のマツダスピード)が本格的にルマンに参戦している。
結果は、24時間走り抜きはしたものの、規定周回数に及ばず完走とは認められなかった。
     
1975年 マツダRX-3(S124) [12A]  TOURISME SPECIAL No.98 予選50位 決勝リタイア
  マツダRX-3(S124)
元々はマツダがエントリーする予定であったが諸般の事情により現地ディーラーが参戦。
     
1979年 サバンナRX-7・252i [13B(280ps)・964kg]  生沢徹/寺田陽次朗/C.ブシェ  IMSA No.77 予選57位 予選敗退
  サバンナRX-7 252i
この年、今度はマツダスピードのエントリーでREがルマンに復活。
RX-7(SA)のボディをモディファイし13Bを搭載したマシンで参戦したが、結果は予選敗退。
     
1980年 サバンナRX-7 [12A]  IMSA No.86 予選54位 決勝21位
  サバンナRX-7
プライベートチーム「Z&Wエンタープライズ」が12Aを搭載したサバンナRX-7で参戦。
結果は、日本車・マツダ車・RE車として初めてのルマン完走。
     
1981年 サバンナRX-7・253 [13B(300ps)・967kg]  T.ウォーキンショウ/生沢徹/P.ラベット  IMSA-GTO
サバンナRX-7・253 [13B(300ps)・955kg]  寺田陽次朗/W.パーシー/鮒子田寛  IMSA-GTO
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サバンナRX-7 [12A(300ps)]  D.ベルミールシュ/F.スティッフ/R.ラトクリフ  IMSA-GTU
No.37
No.38
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No.39
予選53位
予選50位
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予選57位
決勝リタイア
決勝リタイア
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予選敗退
 

81年のマツダスピードは、13Bを搭載した2台のサバンナRX-7・253で参戦。
No.39のサバンナRX-7は、昨年と同じ「Z&Wエンタープライズ」がエントリー。
     
1982年 サバンナRX-7・254 [13B(300ps)・960kg]  寺田陽次朗/従野孝司/A.モファット  IMSA-GTX
サバンナRX-7・254 [13B(300ps)・976kg]  T.ウォーキンショウ/P.ラベット/C.ニコルソン  IMSA-GTX
No.82
No.83
予選50位
予選53位
決勝14位
決勝リタイア
  サバンナRX-7・254
空力を改善したボディのサバンナRX-7・254に、昨年に引き続き13Bを搭載し参戦。
N0.82のサバンナRX-7・254はマツダスピード初のルマン完走を果たした。
     
1983年 マツダ717C [13B(300ps)・780kg]  片山義美/寺田陽次朗/従野孝司  Cジュニア
マツダ717C [13B(300ps)・789kg]  J.アラム/S.ソーバー/J.ウィーバー  Cジュニア
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ハリアーRX83C・マツダ [13B(290ps)・706kg]  R.ベイカー/P.ホネガー/D.パーマー  Cジュニア
No.60
No.61
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No.62
予選44位
予選43位
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予選53位
決勝12位/Cジュニアクラス優勝
決勝18位
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予選敗退
  717C
今までRX-7をベースにボディ改良やエンジンチューンにより戦ってきたが、
この年、マツダスピードは個性的なボディの300psを発揮する13B搭載717Cで参戦。
結果は、No.60が決勝12位でクラス優勝、No.61が決勝18位と過去最高の成績。
もう1台、13Bを搭載した「マンズレーシング」No.62のハリアーRX83C・マツダは予選敗退。
     
1984年 マツダ727C [13B(300ps)・749kg]  寺田陽次朗/従野孝司/P.デュドネ  C2
マツダ727C [13B(300ps)・751kg]  D.ケネディ/J・M.マルタン/P.マルタン  C2
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ローラT616・マツダ [13B(300ps)]  J.バズビー/B.ハイエ/R.ヌープ  C2
ローラT616・マツダ [13B(300ps)]  J.オスティーン/J.モートン/片山義美  C2
No.86
No.87
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No.67
No.68
予選33位
予選43位
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予選40位
予選39位
決勝20位
決勝15位
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決勝12位
決勝10位/C2クラス優勝
  727C
84年のマツダREは過去最高の4台体制で参戦。
727Cの2台はマツダスピードがエントリーしたもので、昨年の717Cをモディファイ。
一方、ローラT616・マツダはアメリカのチームがエントリーしたもので、総合10位を獲得。
     
1985年 マツダ737C [13B(300ps)・737kg]  片山義美/寺田陽次朗/従野孝司  C2
マツダ737C [13B(300ps)・751kg]  D.ケネディ/J・M.マルタン/P.マルタン  C2
No.85
No.86
予選44位
予選48位
決勝24位
決勝19位
  85年は737Cで参戦。727Cの発展型で、ホイールベースを伸ばし操縦性を向上させた。
結果は3年連続の完走ではあったが、トラブルに見舞われ年を追う毎に順位は悪化。
     
1986年 マツダ757 [13G(450ps)・811kg]  D.ケネディ/M.ギャルビン/P.デュドネ  IMSA-GTP
マツダ757 [13G(450ps)・811kg]  片山義美/寺田陽次朗/従野孝司  IMSA-GTP
No.170
No.171
予選29位
予選25位
決勝リタイア
決勝リタイア
  757
86年より、今までのC2クラスからIMSA・GTPにクラス変更。
マシンもエンジンも一新し、450psを発揮する3ローター13Gエンジンを搭載。
     
1987年 マツダ757 [13G(450ps)・795kg]  片山義美/寺田陽次朗/従野孝司  IMSA-GTP
マツダ757 [13G(450ps)・795kg]  D.ケネディ/M.ギャルビン/P.デュドネ  IMSA-GTP
No.201
No.202
予選27位
予選28位
決勝リタイア
決勝7位/IMSA・GTPクラス優勝
  昨年同様2台の757で出場。No.202が日本車史上最高の決勝7位でGTPクラス優勝を果たした。      
1988年 マツダ767 [13J改(550ps)・867kg]  片山義美/D.レズリー/M.デュエズ  IMSA-GTP
マツダ767 [13J改(550ps)・867kg]  従野孝司/H.ルゴー/W.ホイ  IMSA-GTP
マツダ757 [20B(450ps)・797kg]  寺田陽次朗/D.ケネディ/P.デュドネ  IMSA-GTP
No.201
No.202
No.203
予選29位
予選28位
予選37位
決勝17位
決勝19位
決勝15位/IMSA・GTPクラス優勝
  No.201とNo202の767の2台は550psを発揮する4ローター13J改を搭載し健闘したが、
2台共に、同じトラブルが原因でピット作業が長引き後退。
昨年と同様のマシンのNo.203の757の方が上位に行きクラス優勝という皮肉な結果に。
     
1989年 マツダ767B [13J改(630ps)・841kg]  C.ホッジス/D.ケネディ/P.デュドネ  IMSA-GTP
マツダ767B [13J改(630ps)・840kg]  従野孝司/H.ルゴー/E.フォーブス-ロビンソン  IMSA-GTP
マツダ767B [13J改(630ps)・857kg]  寺田陽次朗/M.デュエズ/V.バイドラー  IMSA-GTP
No.201
No.202
No.203
予選29位
予選16位
予選35位
決勝7位/IMSA・GTPクラス優勝
決勝9位
決勝12位
  767B (#201)
767B (#202)
89年は一気に3台の最新マシンを投入。マツダスピードの本気さが伺えた。
搭載されたエンジンは13J改で、630psにまでパワーが引き上げられた。
その本気さが結果にも反映されており、総合7位・9位・12位でクラス1.2.3の好成績。
      
1990年 マツダ787 [26B(700ps)・831kg]  S.ヨハンソン/D.ケネディ/P.デュドネ  IMSA-GTP
マツダ787 [26B(700ps)・834kg]  B.ガショー/J.ハーバート/V.バイドラー  IMSA-GTP
マツダ767B [13JL(630ps・852kg]  片山義美/従野孝司/寺田陽次朗  IMSA-GTP
No.201
No.202
No.203
予選23位
予選22位
予選34位
決勝リタイア
決勝リタイア
決勝20位/IMSA・GTPクラス優勝
  767B
90年は更にニューモデル787を投入し、700psを発揮する4ローター26Bエンジンを搭載。
2台の787と、昨年同様の767Bの合わせて3台で戦ったが、結果は767Bがクラス優勝。
     

 

日本車初のルマン総合優勝(1991)
日本車初のルマン総合優勝(1991)


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