この特集は、サイト内に増え続けた初代アクセラの記事を1つにまとめた物です。(1つの特集として纏める為、一部編集しています)
マツダの真の最量販車種「アクセラ」を応援する All Mazda のアクセラ特集を心行くまでお楽しみ下さい。

◆アクセラ基本情報

 
アクセラ(スポーツ/4ドア)

ファミリアの後継として開発されたNext Sports Compact「アクセラ」。
「スポーツ」と名付けられた先代S-ワゴン風のハッチバックと4ドアの2タイプでデビュー。海外ではMazda323の後継「Mazda3」として販売され、マツダの最量販車種となる予定。
【車名の由来】英語の「Accelerate(加速する)」・「Accelerator(アクセル)・「Excellent(魅力的な・際立った・卓越した)」を語源とした造語で、運転の喜びに伴う若々しい感情の高鳴り(acceleration)と、無限に広がる可能性Xを表現している。

          
発売日 2003年10月15日
販売チャネル マツダ店・マツダアンフィニ店・マツダオートザム店
全長×全幅×全高 ◇スポーツ 4405mm×1745mm×1465mm
◇4ドア 4485mm×1745mm×1465mm
ホイールベース 2640mm
車両重量 1280kg(スポーツ・23S)
1180kg(4ドア・15F MT)
最小回転半径 5.2m
月販目標台数 シリーズ合計2500台
           
◆エンジン     
直4.1500DOHC 114ps/6000rpm 14.3kg-m/4500rpm
直4.2000DOHC 150ps/6500rpm 18.7kg-m/4500rpm
直4.2300DOHC 171ps/6500rpm 21.8kg-m/4000rpm
         
◆グレード        
◇スポーツ 5MT アクティブマチック
15F 139.5 148.0
20C - 175.0
23S - 195.0
◇4ドア 5MT アクティブマチック
15F 139.5 148.0
20C - 175.0
23S - 195.0

          

◆アクセラ・コンセプトモデル「MXスポルティフ」

 
2003年7月19日(土)から8月31日(日)の約1月半の間、お台場のフジテレビ周辺を舞台に開催された「お台場冒険王」において、
日本国内で初めて、アクセラのコンセプトモデルである「MXスポルティフ」がお披露目された。
この年の海外のモーターショーなどでは「MXスポルティフ」はマツダブースの常連で世界中で展示されたが、
国内で公に公開されたのは、意外にもこれが最初で最後。

 

 
マツダの今後を担うニューモデルと初対面という訳で、かなりの気合いの入れようで会場へと向かった管理人ではあったが、
実際に実車を目にした時、これがどういう訳かあまり感動をしなかった。
MXスポルティフは肉眼で見る前からマツダのホームページ等でパソコンの画面を通して見ていた訳だが、
どうもその時に見た車と、ただただ同じ車を見ているといった印象で、これがアクセラか!!などと驚きもしなかった訳で…。
管理人が推測するに一番の問題は色だと思うが、これが鮮やかなブルーだったら、もっと心に響いたのではと思いけり。

                      

◆第37回東京モーターショー出品

 
2003年10月25日(土)から11月5日(水)までの12日間、幕張メッセにおいて開催された「第37回東京モーターショー」において、
(発売日を過ぎているので、ディーラーにはもう展示されていましたが)アクセラがモーターショーに初出品されたので、その時の様子をご紹介します。
                   

 

  
アテンザ・デミオ・RX-8に続く次世代商品群の第4弾で、Cセグメントに位置する世界を視野に入れたコンパクトカーのアクセラ。
東京モーターショーでは、小さな2つのステージにスポーツが1台ずつと、地ベタにスポーツ1台セダン2台の計5台が展示され、
かなりの気合いの入れよう。それもそのはずアクセラは全世界で最も売れるマツダ車に成長する使命を背負っており、
デビュー直後に開催された第37回東京モーターショーは、国内外から車好きが集まる最高のPRの場。


■動画の後半が、マツダが初代アクセラに掛ける意気込みを感じるプロモーションになっています。
ステージの模様を動画配信中!ZOOM-ZOOM to the future (別ウインドウに表示します)

※All Mazda YouTube Channel → こちら                     

◆「アクセラ ライドパーク幕張」開催

 
東京モーターショー開催期間中に、アクセラTRY&JUDGEキャンペーンの一貫として行われた「アクセラ ライドパークin幕張」。
受付は海浜幕張駅前のホテルで行われるものの、実際にアクセラに試乗するのは千葉県習志野市に設けられた特設コース。
それでも、「アクセラ ライドパーク幕張」というタイトルなのはかなり奥が深い。

 
会場の中は、「プレゼンテーションエリア」と「看取りエリア」と「試乗」の主に3つに分かれており、
会場に入ると、まず「プレゼンテーションエリア」でアクセラのプレゼンテーションを受けた後、
Aチームは試乗へ、Bチームは看取りエリアへと向かう。
私はBチームであった為、まず始めに看取りエリアに向かい実車と対面。
4doorとsportの全グレード計6台と、試乗車と同タイプのゴルフが並び、
展示車両の運転席に乗り込んでみたりして、試乗前の気分を盛り上げた。

 
看取りエリアでは技術展示等も行われ、モーターショーの会場でも目にする事の出来ない骨格モデルなども展示されていた。

 
写真左は、看取りエリアの全景。写真右は、ボディカラーや内装色のサンプル展示。


そして、いよいよ試乗が始まる。上の写真のようなコースで(と言ってもよく見えないとは思うが)、
限られたスペースではあるが、アクセルを思いっ切り踏み切れる直線やクランクやS字カーブなども用意されている。
コースの最後にはストップサインがあり、そこを目掛けて思いっ切りブレーキを踏んで停車。
普段、街中では絶対に出来ない走りが、ここでは可能なのだ。

 
試乗車はアクセラとアクセラスポーツの23Sが各1台とフォルクスワーゲンのゴルフ(CLI・GLI各1台)の計4台。
1台につき1周、合計でコースを4周する事になる。
で、アクセラに試乗した感想ですが、走行性能については本当に文句無しです。
当日、会場ではアクセラをジャッジする「ジャッジシート」が渡されるのですが、そこにも走行性能についてはベタ褒めしておきました。
尚、このイベントは私有地で行われている為、速度規制や、これはやってはいけない等のうるさい事は一切言われません。
唯一スタッフの方が口にするのは、「ご自身の技量の範囲で…」という事だけです。
私は、自分は高い技量を持っているとは思いませんので、始めはゆっくりとコースを1周しアクセラを体感しました。
しかし、3週目あたりになって来るとコースも覚え、思い切った運転が出来るようになるので、
スタート直後にアクセルを踏み切ってみたり、ブレーキエリアでABSが効くほど限界までブレーキを踏み込んだりしてみました。
生まれて初めて体験した思い切った走りは、こんなに面白いものかと心の底から楽しめた一方で、
どんな運転をしても軽々とこなす安定性には驚かされ、アクセラの性能の高さを身をもって体感しました。

                

◆「アクセラとその技術・デザイン展」開催               


2003年11月14日(金)から12月13日(土)まで神奈川県横浜市にあるマツダR&Dセンター横浜で開催された
「アクセラとその技術・デザイン展」に管理人も参加しましたので、その時の模様をご紹介します。


(上の写真で左側にパネルやクレイモデル・アクセラの骨格などが並び、右側にはアクセラ×2とRX-8が展示されている)

アクセラとその技術・デザイン展では、まず始めにパネルを見ながら説明を受ける事になるのだが、
管理人は、こういうメカ的な部分にめっぽう弱いので、車の機能的な部分に関する話が沢山聞けてとても参考になった。
今まで、車はデザインと走りが良ければ充分だと思っていた為、ニューモデルを見てもそういう部分しか気にならなかったが、
これからはカタログを隅から隅まで読んで、技術的な事やその機能まで気にする車選びをする人間に変わりそうである。


こちらは、アクセラスポーツ(左)とアクセラ(右)の1/4クレイモデル。
開発段階のクレイモデルである為、量産モデルとは若干違った印象を受けるが、実際にアクセラの開発に使用された物らしい。
ここで気になるのが、クレイモデルの前に置かれたネームプレートに書かれた文字。
写真では小さくて読み取る事は出来ないが、左は「アクセラスポーツ」、右は「アクセラセダン」と書かれている。
この段階で既に5ドアに「スポーツ」という名前が付けられているのには驚きだが、4ドアを「セダン」と呼んでいた事にも驚き。

        

◆「第3回大阪モーターショー」開催

 
2003年12月5日(金)から12月8日(月)までの4日間、大阪市住之江区にあるインテックス大阪において、
第3回大阪モーターショーが開催され、管理人は遥々千葉から参加させて頂きました。

  
大阪モーターショーでは、アクセラはスポーツ2台とセダン1台の計3台を出品。
東京モーターショーと同じ様な写真を載せても芸が無いので、大阪では東京と違うアングルからお届けします。
一番左はスポーツの右サイドビュー。真ん中は普通に左前から、一番右の写真は4ドアのリアスタイルで決めてみました。

 

All Mazda のアクセラ記事特集はいかがでしたでしょうか?
ファミリア(Mazda323)の後を継ぎ「マツダが実現した世界に通用するNext Sports Compact」としてデビューしたアクセラ。
ファミリアの実績から考えて、全世界で月に数万、最低でも年間では20〜30万台(それ以上)はくだらないだろうと予測されるだけに、その期待は大きい。
本当にマツダの最量販車種に成長できるのか、その真偽はもう間もなく明らかになりそうである。
                                                            - Mazda History & Collection - 2003年12月 -

                     

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