長い間行こう行こうと思っていたにも関わらず、一度も行けずにいた防府工場。
愛車ランティスが作られた場所でもあり、いつか愛車で…とは思っていたものの、
さすがに千葉から山口まで自分で運転して行く気にはなれなかったし、
そんな長距離を走ったら、ランティスの寿命が急激に縮まりそうで怖かったので、
夜行バス&レンタカーのスペシャルコンビで、行きと帰りは夜間高速バス。
現地での移動はマツダレンタカー(アテンザセダン2300cc)という素晴らしい計画を立て挙行。


当日、予定通りにスケジュールがこなせたのは、このアテンザのおかげ。
良く吹け上がるエンジンで広島〜山口も疲れを知らないスムーズな高速移動。
※アテンザでの来訪時は2003年9月に撮影。2006年11月再訪・画像追加。

 
防府工場西浦地区の入口。
入口横には、マツダディーラーでもお馴染みのMマークの看板が立っていて、
勿論こっちがメインゲート?と思いきや、キャリアカーなどの大型車両はみんな中関地区寄りの
もう1つのゲート(写真:下)から出入りする為、こちらのゲートの車の出入りはそれほど多くない。

 
西浦地区のもう1つのゲート。こちらにはマツダに看板も立っていなく信号も無いが、キャリアカーの出入りが頻繁にある。
船積みして出荷する港のある中関地区側に位置し、満載のキャリアカーが出て行き、空のキャリアカーが帰って来る。

  
西浦地区は、写真のような森がグル〜っと外周を覆っている。
地域の人々からは「マツダの森」と呼ばれていると以前マツダミュージアムで解説を受けた事がある。


防府工場は、西浦地区で組み立て、中関地区で船積みするのがお決まりらしく、
この2地区を結ぶルートでは、出来立ての新車をキャリアカーがガンガン運んで行く光景に出会える。
このルートは海の見える景色の良い道なのだが、この写真のアングルのせいで山奥の道に見えてしまう。
まぁ、とにかく物凄い大自然の中を、時には2台・3台と連なって運ばれて行く。

 
アクセラが何百台と並ぶ中関地区の船積み場。
とても広大な土地が広がり東京ドームが何個入るかと考えてしまいそうなほど。
(マツダ的には、広島市民球場何個分?と言ったところであろうか)

 
中関地区の船積み場全景。
この日は、向かって左からアクセラ5ドア・アテンザスポーツワゴン・アクセラ4ドアが、
各々数百台ずつくらい並んでいた。全部この船に積まれてしまうのであろうか…。
この日、防府に来る前に訪れた広島本社の「マツダミュージアム」を案内してくれたおじさんの話によると、
輸出の際に使う船の中には縦25cm間隔、横10cm間隔で車を並べるという(もちろん専門職の人が)。


海外に輸出する場合、大きな船だと全長200mはあるという。
この時、中関地区に着岸していた船はまさにその巨大艦と思われ、全長も凄いが高さも凄い。
上の写真の真ん中辺の入口の右側に停まっているのがボンゴ。
ボンゴが豆粒くらいの大きさなのに対し、船の全高は写真に入り切らない高さである。
一体、この船は何階建て?

 
防府工場周辺には、本社工場周辺と同じ顔ぶれの関連会社が並んでおり、
海上輸送を行うマロックス(写真:左)は船積みを行う中関地区にある。


防府工場の空撮に成功。手前右下に写る船着場が中関地区。左手に写る白い建物群が西浦地区。
福岡空港から松山空港へ向かう日本エアコミューター機の機内より。 平成24年2月29日

 

マツダR&Dセンター横浜
マツダR&Dセンター横浜


全国のマツダのトップへ   HOMEへ