2000年11月1日(水)から11月4日(土)まで、千葉県千葉市の幕張メッセで開催された第34回東京モーターショー。
これまでの隔年での東京モーターショー開催から一転、乗用車ショーと商用車ショーを交互に行う事により、
毎年東京モーターショーを開催するようになった初めての年です。

ベストな商用車を探している企業と、商用車マニアにとっては夢のような商用車のみがフィーチャーされる異例の祭典。
必然的に管理人は行きましたが、当然来場者数はそう多くは無く、2004年までの計3回で商用車ショーは中止となります。

 
2000年に11年振りにフルモデルチェンジを受けたタイタン。
マツダの業績不振等もあり、しばらくフルモデルチェンジの行われなかったタイタンだが、
なかなかカッコ良いトラックに生まれ変わった。左はトラックで右はダンプ。

 
こちらはタイタンの消臭装置付LPG(液化石油ガス)塵芥車と、イベントカー。

 
ボンゴブローニィトラックから生まれ変わった"タイタンダッシュ"。
2000年の東京モーターショーで管理人が初めてその存在を知った"タイタンダッシュ"。
"ダッシュ"というサブネームが結構気に入っている。マツダのトラックの1.5t以下のクラスを受け持つ。


ボンゴブローニィトラック同様、ダブルキャブ仕様もラインナップ。


こちらは生まれ変わらなかったボンゴブローニィバン。
幾度のマイナーチェンジやエンジン改良等は行われたが、基本的には1983年の登場時のまま。
この時点で、プラットフォーム等の基本設計はデビューから17年経過の超長寿モデル。


「ボンゴバン&ボンゴトラック」
超ロングセラーのボンゴは1999年に16年振りに4代目にフルモデルチェンジ。

 
低床、ハイルーフ、保冷車、冷凍車など多様なニーズに応え、ボンゴは日本中どこに行っても見かける人気者。

 
ちなみに、このボンゴシリーズは他社にもOEM供給され、マツダボンゴ、日産バネット、三菱デリカ、フォードJ80と4つの名前を持つ。


日産自動車からのOEM供給を受けているファミリアバン。
ボンゴバン/トラックがマツダから日産に行き、日産からマツダへファミリアバンが来る。ライバルながら良い関係!?


「スクラムバン&スクラムトラック」

 
こちらはスズキからのOEM供給車スクラム。左がバンで右がトラック。

 
商用車ショーなのに、なぜか会場には"トリビュート"が2台置かれていた。

 
プロシードと違いピックアップもなく印象としては完全にRVだが、2000年デビューという事で?会場に。
同じく2000年デビューのSUV"日産エクストレイル"も日産ブースに出品されていた。


一応、この東京モーターショーの商用車ショーは、商用車と福祉車両が対象となっており、
マツダもデミオiと、プレマシーiを出品しておりました。


初めての商用車ショー開催という事で気合いが入ったのか、マツダブースには初代ファミリアバンも出品されました。

 

第35回東京モーターショー(2001年)
第35回東京モーターショー(2001年)


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