2001年秋に幕張メッセで開催された第35回東京モーターショー。
異常なほどの混雑ぶりから、新RE"レネシス"と"RX-8"に対する期待の高さがうかがえる。
このページではマツダブースに出品された全車をご紹介します。

 

  
マツダブースの目玉は何と言ってもこのRX-8。2年前に出品されたRX-EVOLVが市販化に向け実用的に進化したモデル。
ステージ前はRX-8のショーが始まる度にものすごい人だかりが出来、身動きが取れない状態だった。
FDや8、アテンザなど、マツダの車はイエローが似合う車が多い。

  

 
当サイトの管理人は、この年の東京モーターショーでRX-8を見る事を前から楽しみにしていたが、
モーターショー関連の雑誌などでスタイリングを見る度アテンザに惹かれ、真っ赤な実車を見るとやはりカッコ良かった。
実際の販売開始は翌年の5月だが、既にこの出品車は右ハンドル仕様で"このまま出ます"という雰囲気満点だった。

 
自分だけの隠れ家的要素満載の"シークレット・ハイドアウト"。
自分の部屋のような車が好きな管理人は、この車の登場を結構待ち望んでいる。
この時搭載されていたエンジンは1300ccで、とってもスモールだが、マツダならスポーティに仕上げてくれるだろうと期待。


2年前の東京モーターショーに出品されたNEXTOURERからの流れを組むと思われる"MX Sport Tourer"。
直噴エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド4WD車で、超大径20インチアルミホイールを履いている。
ワンプッシュでより力強い加速性能を発揮する「Zoom-Zoom」ボタンがついているという。何だそれ?

 
ロードスターMPS。持てるパワーを使い切るのがモットーのロードスターに200psを発揮する2000DOHCエンジンを搭載した
ハイパワーロードスター。ネーミングの"MPS"とはマツダ・パフォーマンス・シリーズの頭文字を取ったもの。


燃料電池車「プレマシーFCEV」。国土交通省の大臣認定を受け初めてナンバープレートを取得した燃料電池車。

 
別棟のイベントスペースにもプレマシーFCEVが展示され、計2台出品された。

 

■市販車
(写真横の一文は、200110月当時のキャッチコピー)

※RV
  走りを極めたSUV。"トリビュート"
シルバーのボディは標準モデル。
黒いボディは、ディスチャージヘッドランプや撥水加工シートなどを特別装備したトリビュート・フィールドブレイク。

 最高の時間を運ぶもの。"MPV"
デビューから約2年が経過しセールスは順調な上、「ジャイブ&ジューク」シリーズも加わり、脂の乗っているMPV。

 移動性コテージ"ボンゴフレンディ"
写真を見ても分かるかもしれないけれど、ブースのかなり端っこに追いやられていたボンゴフレンディ。

 キビキビ走れるショートフォルム7人乗り。"プレマシー"
デビューから3年目でマツダではまだ新人のプレマシー。トリビュート・MPVと共にブースの中央に展示されていた。

 小さく見えて、大きく乗れる。"デミオ"
この当時、販売台数ではマツダ車中トップなのに、RV群やフィールドブレイクシリーズに場所を取られて、ブースの隅っこにいたデミオ。

※スポーティー
 マツダ・スポーツスピリットの頂点。"RX-7"
いつも人気者のRX-7。この会場でも大人から子供まで沢山の人がRotary Spiritsを満喫していた。

 オープン・エアを、楽しもう。"ロードスター"
世界中で50万台以上を売り上げた"ギネス認定"世界一のオープン2シーター。

 チャレンジング・ピープルへ。"ファミリアS-ワゴン"
スポーティー部門でエントリーのファミリアS-ワゴン。RX-7・ロードスターと同じ赤いボディがその証拠。

※セダン
 躍動する高級車"ミレーニア"
センティア無き後、マツダのフラッグシップ役を任命されたミレーニア。本革仕様のラグジュアリーパッケージも登場。

 スポーティワゴンをこの一台で定義する。"カペラワゴン"
1970年から続く歴史にまもなくピリオドを打つカペラの最終型。翌年5月にアテンザへバトンタッチ。

※軽自動車
 トールボーイスタイルワゴン。"AZ-ワゴン"
スズキワゴンRのOEM供給車ながら5ポイントグリルを採用。スズキさんご協力ありがとう。

■テーマ館

 
イベントホールでは、−「その時−日本の技術が時代のトビラを開いた」−みえない名車を見る− と題して、数々の往年の名車が展示された。
マツダからは、世界初2ローターロータリーエンジン搭量産車の「コスモスポーツ」と、ミラーサイクルエンジン搭載「ユーノス800」んが出品された。

■おまけ

 
フォードブースに出品されたマツダ・トリビュートの兄弟車、フォード・エスケープ。

 

第36回東京モーターショー(2002年)
第36回東京モーターショー(2002年)


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