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2002年10月30日(水)から11月3日(日)まで、千葉県千葉市の幕張メッセで開催された第36回東京モーターショー。
新たに始まった商用車ショーの2回目。
コンセプトカーや、環境・福祉に対する出品が例年以上に多く見られた第36回東京モーターショーのマツダブース。
今回のテーマは前回に引き続き「Zoom-Zoom」。会場にはCMでもお馴染みのあの曲が1日中流れていた。
このページでは、第36回東京モーターショーに出品されたマツダ車を参考出品車・市販車問わず全車お見せします!!
◆参考出品車
お馴染みデミオの商用車バージョン「デミオビジネスコンセプト」。
福祉車両iシリーズでも採用されている超低床スロープを、ビジネスという新しいステージで活用した新提案。
荷室内を様々にアレンジしてユーザーのあらゆるニーズに応える新しい商用車の形「ボンゴビジネスコンセプト」。
RVはシートアレンジの良さを評価するが、これからの商用車は荷室のアレンジが鍵になるのではないだろうか。
「タイタンダッシュ・クリーンディーゼルハイブリッド」。
新開発の次世代ディーゼルエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドトラック。
こちらは、タイタンダッシュ・LPG配送車。
クリーンな代替エネルギーとして広く普及しているLPG(液化石油ガス)エンジンを搭載した小口配送用トラック。
汚れが付きにくく落とし易い新開発の塗装を採用し、ユーザーの洗車負担を大幅に減らしているという。
超低床スロープを使い車椅子に乗ったままでも乗り降りが出来る「デミオi」。
初代デミオにも同様のモデルが存在したが、今回のモーターショーには2代目モデルを参考出品。
人気のMPVのセカンドシートにリフトアップシートを装備した「MPVセカンドリフトアップシート車」。
この車があれば、体の不自由な方も家族や仲間と大勢で旅行やドライブが楽しめる日が来るかも。
◆ボンゴのおもしろ架装車(市販車)
ボンゴトラック脱着ボディ車(アームロール)。
その名の通り荷台が脱着出来るボンゴトラック。着脱ではなく脱着出来るのだ。
ボンゴ薬剤散布車。(ダスキン仕様)
ダスキン呼ぶなら100番100番と言って、さだまさしがギター片手に助手席あたりから降りてきそうだ。
実はマツダブースの中で一番人気の高かったのは、このボンゴトラックキャンパー仕様。
実物を見ると、どうしても一度乗ってみたくなり、管理人もつい乗ってしまった。
リアに書かれたネーミングは「BONGO CAMPER」。
◆その他の市販車
ボンゴトラックG-LEV冷凍車
扱い易いジャストサイズボディに高効率パッケージを実現したボンゴの冷凍車。
タイタンLPG車
NOx排出量が少なくスモークも出ないLPG(液化石油ガス)エンジンを搭載。
デミオ助手席回転シート付車
助手席がほぼ直角に回転し乗降者の負担を軽減する助手席回転シートを搭載している。
プレマシーi
車椅子に乗ったままでも乗り降りが出来るiシリーズのプレマシー。
タイタンダッシュ
2000年にボンゴブローニィトラックが新しく生まれ変わり登場したタイタンダッシュ。
ボンゴバン/トラック
「ボンゴ」は街の人気者、小口配送のエース!!
ボンゴプローニィバン
ボンゴバンより一回り大きなボディで多様なニーズに応えるボンゴブローニィバン。
ファミリアバン
日産自動車からのOEM供給車「ファミリアバン」も出品。
スクラムバン/トラック
スズキからのOEM供給車「スクラムバン/トラック」も出品。
◆技術展示
サイドドアインパクトビーム。
衝突事故の際にキャビンの変形を抑え、乗員のための空間を確保する。
運転席・助手席SRSデュアルエアバッグ。
シートベルトと合わせて、乗員の頭部・胸部への衝撃を緩和。
ブースの奥の方でナビシステムの紹介に使われていたエスケープのミニカー。
◆ヴィンテージ商用車コーナーに展示されたマツダ車。
マツダブースから遠く離れた東ホールの片隅にはヴィンテージ商用車コーナーが設けられており、
マツダ車はロータリーピックアップとGB型3輪トラックの2台が展示されていた。
ロータリーピックアップ
このピックアップはアメリカ輸出用モデル。荷台の後ろには「ROTARY
POWER」の文字が入っていた。
GB型3輪トラック
GB型は1949年誕生。半世紀以上も昔の商用車と最新の商用車が同じ会場に展示されていた事になる。