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マツダではNAの13Bをベースに改造した水素REを搭載したカペラカーゴを試験的に製作。
試験車は大臣認定を受け、一般公道での実用化評価実験が可能なまでのレベルの高さを示した。
燃料となる水素の入手が比較的容易である事から、兵庫県姫路市の新日本製鐵轄L畑製鐵所において、
1996年7月より2年間、走行距離約2万kmを目標に2台のテスト車でモニターテストが行われたのだが、
水素自動車の実際の実用化については、ガソリンスタンドに代わる水素スタンドが普及していなかったり、
車両重量が約500kgも重くなってしまう事がネックになり、未だ難しいとされている。
しかし水素は、原油が完全に枯渇してしまった時にREが生き残る為の貴重な選択肢の1つである。
水素ロータリーエンジン車 |
1991年に発表されたHR-X(左)と、エンジン出力を高めて1993年に発表されたHR-X2(右)。
こちらは、ユーノスロードスターをベースに開発された水素自動車。
水素を燃料にしてもガソリン車並みの出力が得られるため、マツダの水素自動車にはREが採用される。
水素ロータリーエンジン搭載のRX-8。
水素でもガソリンでも走れるデュアル・フューエルシステムの採用(凄い!!)により、ある時はガソリンで、ある時は水素で走る。
ボディの左側に付いた給油口からガソリンを給油し、右側についた給水口?(写真中央)から水素を補充する仕組みで、
(今走っているのは)ガソリンです…水素です…と、昔のどこかのメーカーのCMを思い出してしまう車。
水素で走るか、ガソリンで走るか、それはドライバーが走行中でも切り替えられる。
水素ロータリーRX-8の技術を、レシプロFFのプレマシーに移植した「プレマシーHydrogenRE」。
レシプロ車にロータリーを積んでみたいと思う事は多々あれど、まさかFFミニバンに積むとはさすがマツダといった感じ。
ロードスターにREを積むショップの話は聞いた事はあるけど、ここまで大掛かりになるとメーカーしか出来ないね。